2年前の春、右膝前十字靭帯を損傷して以来、
自分の納得いく動きができなくなった。
手術する時間と金銭的余裕もなく、筋トレとサポーターでここまでやってきたが、やはり限界がある。
私はともかくEFKのメンバーや、指導している道場の子どもなど
彼らが試合に出るたびに『池谷さん、審判を一人出してください』
と大会運営側からお願いされていた。
『もうこれ以上は選手としての可能性もあまりないだろうし…』
『審判、初めてみようかな…』
そんな気持ちになったのが昨年の冬。
大会審判を数回経験させて頂いた後、4月29日に東京都Aの審判資格試験を受けてきた。
学科は勉強して挑んだが、ケアレスミスを4問した。
学科試験は全50問ほどだったような。
そのうち5~8問は間違っただろう。
合格ラインが80点らしい。たぶん大丈夫だろう…。
実技は問題なくこなせたような気がするが、果たしてどうだろうか。
A級審判試験は登竜門だ。まだまだ先がある。
東京A→地区審→全国審→アジア審→世界審
(それぞれA・B・Cなどのランクに細かく分けられたりする)
登竜門とはいえど、東京都Aを一発で合格することは難しいらしい。
会場で 『私、今回で3回目です』 と言っている受験者も居た。
5月中には試験結果が出るだろうと思う。
合格すれば、審判として初めの一歩となる。
世界審など大それたことは考えていないが、地区審判までは目指したいものだ。